僕自身 C 言語を使って Perl を拡張することが好きだということもあって、今まで何回か XS を使ったモジュールの公開や、それらについての内容で登壇もしました。
(今までリリースしてきたモジュール一覧)
Kei Kamikawa (CODEHEX) - metacpan.org
寄稿内容は Perl をやっていれば一度は絶対耳にする Inline::C モジュールについてです。
Inline::C がどんなモジュール化簡単に紹介しますと、Perl のソースコード上で C 言語のコードを埋め込み実行することが可能になる超変態モジュールです。C 言語で記述した部分はちゃんとコンパイルされるので実行速度も Perl よりも格段と早くなります。
この内容に関して知っている方はとても多いとは思いますが、実際に Inline::C を使ってコードを書いたことのある方って実は少ないのでは?と感じたことが有りました。そこで寄稿した内容として
- Perl を C で拡張するための入門として、なぜ Inline::C なのか
- Perl で C を使うのにはどんなメリットが有るか
- Inline::C で Perl の C 拡張を書いてみよう
- 実際行っている処理はどんな感じなのか
- Inline::C から XS へ進むために参考になるモジュールや参考になる資料
などなどです。
サポートサイトからダウンロードできるサンプルコードも幾つか用意したので、是非一度この機会に Inline::C と戯れてみてください。「こんな事できたんだ!!」といった発見もきっとあるはずです。
WEB+DB PRESS Vol.108 は今月 12 月 23 日に全国の書店にて発売します。Perl Hackers Hub 以外にもとても興味深い特集が沢山あるのでぜひぜひお手にとってみてください。
謝辞
編集を担当して頂いた技術評論社の稲尾さんを始め、直接監修して頂いた牧さん、お誘い頂いた songmu さん、職場のチームの方々に様々な場面で助けて頂いたことを非常に感謝しています。本当にありがとうございました。
宣伝
来年の 1 月 26 日に YAPC::Tokyo が浅草橋ヒューリックホール&ヒューリック カンファレンスで開催されます。一般・学生チケットがまだ残っているようなので検討している方はとりあえずチケットを確保して、当日参加することをオススメします!(僕も行きます!!)